言葉の意図に気づける女性になろう

 

こんにちは。

最近、日に日にアクセス数が増えています。

・・・どうしたんだろう、でも嬉しいです(笑)

 

今日初めてブログを読みに来てくれた方も、

いつも読みに来てくださっている方も、本当にありがとうございます。

これからもどうぞよろしくお願いします。

 

 

さて、色んな相談を聞いていてよく思うことがあります。

それは、女性はとてつもなく男性の「言葉」を信じているということ。

 

決してそれが悪いことではないのですが、

「言葉」ばかりを信じてしまったが故に、

悲しい想いをしている女性がたくさんいるのです。

 

 

今日は、恋愛に限らず、

人間関係のコミュニケーションを取る上では欠かせない

「言葉」にフォーカスを当てて書いていこうと思います。

 

 

【今日の目次♪】

 

 

言葉は人を動かすための「道具」である

今、私たちは当たり前のように「言葉」を一つのコミュニケーションとしていますが、

言葉ってそもそも、コミュニケーションをとるためというよりも、

人を動かすために生まれた道具であると言われています。

 

ビジネスであれば、

いかに自社の商品が良いものなのか、

どんなメリットをもたらすのか、ということを言葉で伝える事で、

「商品を買ってもらう」ように誘導していきますね。

 

恋愛であれば、

男性は気になる女性がいたら、色々な言葉で口説こうとします。

 

例えば、ある男性からこんな連絡が来たとします。

「イタリアン好きって言ってたよね?最近美味しいところ見つけたんだ!」

 

これは、

●その女性と食事に行きたいこと

●あなたの好きな食べ物を覚えています

●美味しいお店を色々知っているよ

というアピールをしながら、女性の方から

「わぁ!そのお店行ってみたいです♪」という言葉を引き出そうとするための言葉です。

 

そう、相手の女性が好きな「イタリアン」というメリットを提示することで、

一緒に食事に行くために、相手を動かそうとしているんです。

 

 

これはかなり分かりやすいパターンですけど、

恋愛に限らずとも、私たちは常にこのようなやりとりをしているんです。

無意識レベルでもしています。

 

 

私がよく旦那さんにしてしまっているな~と感じるのは、

ついつい子育てと仕事でいっぱいいっぱいになってくると、

「どうしよう、全然用事が終わらないよーーー・・・」と言ってしまうんです。

 

結構無意識に言ってしまっていたんですけど、

私がこういうと旦那さんは全てを察知したかのように、

「家事は自分がやっておくから、仕事しておいで。

その間、子どもたちのことも見てるから」

と言って、私に時間を与えてくれるんですね。

 

 

 

本心の「仕事をする時間が欲しい」と言えば分かりやすいのですが、

ハッキリとした言葉ではなく、相手に自分の気持ちを察知してもらい、

自分の要望通りに相手を動かす。

 

決して悪気があるわけではなく、

このように無意識レベルで言葉を使い、相手を動かすということを私たちは毎日知らず知らずのうちにしています。

 

 

少し見方を変えると、

「言葉」というものは、使い方次第でいくらでも相手を動かすことができてしまうものでもあるのです。

 

 

 

本心からの言葉と相手を動かすための言葉

 「言葉」は相手を動かすための道具であるとお伝えしましたが、

言葉の役割というのは、それだけではありません。

 

言葉には、2種類存在するなと私は思っています。

①本心からの言葉

②相手を動かすための言葉

 

そう、この2種類の言葉が存在するので、

私たちは時々、相手の意図していることが分からなくなることがあります。

恋愛に限らず、良好な人間関係を構築していこうと思ったときに、

相手からの言葉がどっちなのか?

 

いつも相手の言葉に惑わされ、誘導されてばかりの出来事が多いのだとしたら、

相手からの言葉の意図を見極める力を身につける必要があります。

 

 

①本心からの言葉

例えば、気になる男性と初めてデートをした日。

帰り際に、こんなメールが届いたとします。

 

「今日はありがとう、とても楽しかった!

二人で食事に行くのは初めてだったけど、時間があっという間だったよ!

また良ければご飯行こう!来週末とかどうかな?」

 

 

 

気になる男性から、デート終わりにこんなメールが来たら嬉しいですよね。

自分も楽しかったと感じていたなら尚更。

 

最後の文に、「来週末とかどうかな?」という具体的なお誘い文があるので、

社交辞令では無く、本当に彼も楽しくて、また会いたいんだなという事が伝わってくると思います。

 

 

こんな風に言葉は、

「楽しかった」という本心を文字にして表すことが出来るので、

相手に自分の気持ちを伝えれることが出来るという点では大きいですよね。

 

もし言葉が無かったとしたら、

表情や行動で相手に自分の気持ちを伝える事しか出来ないですからね。

 

 

 

②相手を動かすための言葉

全て、人間の発する言葉が①本心からの言葉であれば良いのですが、

そうではないのが現実問題。

 

少し誤解を生みたくはないので先にお伝えしておきますが、

この「相手を動かすための言葉」というのは、決してすべてがネガティブなものではありません。

なぜなら、言葉を使って相手を動かし、関係性を良好にしていくために使うこともあるからです。

 

「相手を動かすための言葉」にも、更に2通りに分けることが出来ます。

 

ポジティブな使い方

私は子どもを二人育てていて、上の子が俗にいうイヤイヤ期真っ盛りなのですが、

自分のやりたいことが思い通りにいかないと癇癪を起して、

おもちゃを投げたり、私や旦那さん、ヒドイと1歳半の妹に八つ当たりをし始めたりするんです(苦笑)

 

男の子なので、だんだん力も強くなってきているので、

息子に叩かれると結構痛かったりするんですね。

 

 

そういう時は、私の母親スイッチが入り、

(いや、いつも母親スイッチは入ってますが笑)

しっかりと子どもに「言葉」でしつけをします。

 

「叩かれたら痛い思いをするんだよ」

「○○が同じように叩かれたらどう感じる?イヤじゃない?」

「人が嫌がることをする子は、ママ好きじゃありません」

 

など、子どもの表情や態度を見ながら伝えていきます。

これらの言葉は、「人を叩こうとするのをやめてもらうため」という意図を持って発しているんですよね。

 

自分の思い通りにいかないことがある度に、

身近な人を叩いて八つ当たりすることを「いけない事」であると伝えずにいたら、

将来困るのは子ども本人です。

 

これらは、相手(子ども)を動かそうとするための言葉ではありますが、ポジティブな使い方です。

 

 

恋愛でも、こんなパターンありませんか?

大好きな彼が浮気をしていて、浮気現場を見てしまった。

あなたは彼に言います。

 

「こないだあなたが他の女性と手を繋いで歩いているのを見たの。

浮気してると知ってとても悲しくなりました。

大好きな人に浮気をされたら、辛い気持ちになるよね。あなたはならないの?

浮気をやめてくれないのなら、もういいです、別れましょう。」

 

●浮気=良くないこと

●浮気をされた側の人間は辛い気分になること

 

という事を彼に伝える事で、

「私と別れたくないのなら、浮気をやめてください」

と今後浮気をやめるよう、彼を動かそうとしている言葉を使っているわけです。

 

 

これも相手を動かすための言葉を使ってはいますが、ポジティブな使い方です。

 

ネガティブな使い方

反対に、自分の利益のためだけに言葉を使って相手を動かそうとするパターンもあります。

 

 

先ほどの浮気時のパターンを続けて例に出してみましょう。

彼に浮気の件について伝えたら、こんな答えが返ってきました。

あなたはどう思いますか?

 

【あなた】

「こないだあなたが他の女性と手を繋いで歩いているのを見たの

浮気してると知ってとても悲しくなりました。

大好きな人に浮気をされたら、辛い気持ちになるよね。あなたはならないの?

浮気をやめてくれないのなら、もういいです、別れましょう。」

 

 

【彼】

「・・・それ本当に俺なの?

俺だっていう確実な証拠ないし、見間違えかもしれないよね。

それで勝手に浮気を疑わるとか侵害なんだけど。」

 

 

ちょっと極端なやりとりですけど(笑)

実際、こんな風に逆切れっぽくなる男性っていますよね。

そしてこういう時はだいたいクロなんですが(苦笑)

 

このとき、男性側の言葉の意図としては、

●勝手に俺を悪者扱いにしている彼女が悪い

●自分の「浮気」の話からすり替えようとしている

だいたいこの2点。

 

そして、

本来なら自分にある非を彼女に責任転換して、

「そうだよね、確実な証拠も無いのに疑ってごめんなさい。」

と彼女に言わせて、動かそうとするために、

上記のようなセリフで言葉を使っているんですね。

 

 

 

 こんな風に、「相手を動かすための言葉」にも

ポジティブな使い方とネガティブな使い方があるのです。

 

 

言葉だけを信じるのはとても危険なことだから

 

以前の記事でも書きましたが、

特に男性の本音を知りたいと思ったのなら、行動を見るのが一番わかりやすいです。

特に「トータルの行動」を見ると、彼の気持ちはその行動に全て表れています。

 

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言葉だけを信じていけていると、言葉に操られてばかりの人生になります。

表現は良くないかもしれませんが、

言葉だけを信じる人は、いつまでも操られる側から抜け出すことが出来ません。

 

 

言葉は、「人を動かす道具なんだ」ということが頭の片隅にあるだけでも、

これまで言葉を信じ続けてきた女性は、少しずつ言葉の魔力から抜け出すことが出来ます。

 

 

 

 

【3つの視点で相手を見る】言葉の意図を見極められるようになるために

 

言葉をそのまま信じるのは危険だということは分かったけど、

でもじゃぁ、どうしたらいいの?と疑問に感じるかもしれません。

 

というか、こんなこと言っていると、

若干人間不信にもなりかねないかもしれませんが大丈夫です(笑)

 

 

相手の言葉の意図を見極められるようになるために、

私がいつもお伝えしていること、それは3つの視点から相手を見てもらいたいということです。

 

3つの視点というのは、以下です。

①言葉だけを見たとき

②行動だけを見たとき

③言葉と行動を見たとき

 

相手の本音というのは、言葉だけを見ていたら分からないままですが、

相手の「行動」を伴って見ることで、本心が見えてくるようになります。

 

 

ちょっとした例を出してみますね。

気になる彼と以下のような状態。

そして彼の本心が分からないと悩む女性がいます。

どうしたら、彼の本心を見抜けるでしょうか?

 

合コンで知り合った人で、気になる彼がいます。

みんなで連絡先を交換して、それから個別で彼とは1日2~3通毎日LINEのやりとりをしています。

彼からは、「また会いたいね」「今度2人で飲みに行こう」「俺結構○○ちゃんのことタイプだったんだよ」とLINEで言われます。

私も彼のことは気になっていたので嬉しかったし、2人で飲みに行けたらいいな~と思っていたので、「飲みに行きましょう!」とお誘いをしてますが、一向に実現していません。

 

「今、新しいプロジェクトに関わってて仕事が忙しいんだ。

落ち着いたらぜひ行こう!」と言われました。

 

いつぐらいにお仕事落ち着くのかな~と思って、連絡をしてみても

「ごめん、まだ長引ていて難しいかな」という返事。

でもその後に、「早く○○ちゃんと飲みに行きたいよ、飲みに行けるの楽しみにしてる!」と言われて、私も嬉しいので、彼の仕事が落ち着くのを待っています。

 

彼は私のことどう思ってるんでしょうか?

 

こういう似たようなケースはたくさんあるので、

このブログをよく読んでくれている勘の良いオナゴはピンとくると思います(笑)

 

 

こんな風に、彼の気持ちが分からないときこそ

3つの視点で彼をよく観察することが大事です。

 

 

順番に見てみましょう。

 

①言葉だけを見たとき

彼からの言葉を並べてみるとこんな感じです。

 

また会いたいね

今度2人で飲みに行こう

俺結構○○ちゃんのことタイプだったんだよ」

「今、新しいプロジェクトに関わってて仕事が忙しいんだ。

落ち着いたらぜひ行こう!

「ごめん、まだ長引ていて難しいかな」

早く○○ちゃんと飲みに行きたいよ、飲みに行けるの楽しみにしてる!」

 

言葉だけを見ると、完全「脈あり」です。

・・・甘いセリフばっかり(笑)

では、次。

 

②行動だけを見たとき

毎日LINEをする

2人で飲みに行っていない

(彼から)具体的なお誘いはしていない

(女性から)誘われても断る

1か月経ってもお誘いしない

 

行動だけを見ると、「脈ナシ」です。

なぜ脈ナシか?というと、男性は好きな女性とだったら「会いたい」と思う生き物だからです。

 

だって、好きな女性がいたら

「他の誰かに取れれちゃうかもしれない!」って不安になります。

仕事が忙しくても、「今日頑張って終わらせるから少しでも会いたい!」とか言って会う時間作りますから。

 

 

彼の言う「忙しい」は、ウソだというのが見えてきますね。

では、最後。

 

 

③言葉と行動を見たとき

彼の言葉と行動を照らし合わせたとき、

かなりの矛盾が生じているのに気づきますか?

 

会いたいと言っているのに、デートを断る

タイプだと言っているのに、自分からお誘いはしない

 

こうやって、言葉と行動を別々に分けて見てから、

それぞれを照らし合わせて見てみると気付けるのですが、

この「矛盾」に気づけるかどうかが重要です。

 

 

このブログでは何度もお伝えしていますが、

男性の本音というのは全て「行動」に出ます。

 

矛盾が生じている時というのは、

ほぼ本心は「行動」に表れているので、

しっかりと相手の行動から本心を見抜けると、

どんなに甘いセリフを言われようが言葉に惑わされることは無くなります。

 

 

こんな風に、男性の「言葉」と「行動」に矛盾を感じていて、

「あ、私ったら彼の言葉だけを信じているかもしれない!」と気づけるようになったら、これはかなり大きな一歩です。

 

 

というか、そう気づけるということは

「彼」という人間を客観視出来ているということなので、良いことです。

 

 

特に恋愛で大事だなと感じていることは、

●「彼」という人間

●二人の関係性

この2つをどれだけ客観的に見れるかどうか。

 

恋は盲目状態というのは、

彼のこと、二人の関係性を客観的に見ることが出来なくなってしまっているから

本当に本当に危険な状態なんですよね。

 

 

 

だいたい彼の言葉ばかりを信じてしまっている時というのは、

盲目状態に入っていますから、そういう時こそ3つの視点で彼を見てほしいなと思います。

 

3つの視点で見たとき、

そこにはあなたが信じたくない現実があるかもしれないけれど、

彼の本心に早く気づけることで、無駄な時間を過ごさなくて済みます。

 

 

 

「言葉」というのは、

本心からのものであれば、私たち人間に喜びを与えてくれますが、

相手を動かそうとしているものであれば、惑わす力も持っています。

 

 

彼の言葉に惑わされ、振り回される続けるのではなく、

こちらが振り回しちゃうくらいのスタンスを持っていて欲しいなと思います。

 

 

 

もちろん、言葉の悪用は厳禁です(笑)