恋人に対してイライラしてしまう時の対処法

 
 
こんにちは。
 
恋人に対して、イライラしてしまうことってありますよね。
どんなに器が広い人であっても、マイナスな感情が生まれることはあります。
 
 
今日は、
恋人に対してイライラしてしまった時に役立つ内容です。
 
 
 
【今日の目次♪】
 
 

私に頼ろうとしてくる恋人に対してイライラしてしまうのは何故?

 
 
交際歴3年。
婚約中の恋人とのことについて悩んでいる女性から相談を受けました。
 
 
 
彼とは3年の付き合いを経て、結婚する流れになり現在婚約中です。
私は25歳、彼は36歳。
 
 
 
先日、結婚後の生活スタイルについて話し合っていました。
私は仕事が好きで、仕事で成果を出して行きたいと思っているので、
すぐに子どもは望んでいませんが、彼は子どもが欲しいと言っています。
 
 
勝手な意見かもしれませんが、どちらかというと私は仕事にエネルギーを注ぎたくて、
結婚しても仕事を辞めて、家庭に入るということも考えていません。
それは、彼にも伝えてあります。
 
 
私は女性ですが、昔からかなり向上心が高く、「成功したい」「もっと稼ぎたい」という欲があります。
多くの家庭は、夫が一家の大黒柱というパターンが多いですが、
私は稼いでいきたい!と思っているし、彼も11歳上なので、今の仕事を続けられなくなる時が遅かれ早かれ来るかなと思っています。
 
彼が働けなくなったり、今の仕事が体力的に辛くて転職するとなったら、
現在よりも稼ぎは減ってしまうし、子どもを考えているのであれば余計にお金もかかりますよね。
 
もちろん自分自身、仕事が好きというのもありますが、
彼の年齢を考えたときに、将来を見据えて私もしっかり稼げるようになっておきたいという気持ちから仕事を頑張ってます。
 
 
ただ最近、すごく夫にイライラしてしまうことが増えました。
何かというと、収入面でもそうだし、家事に関しても、色々と頼られているんじゃないか?ということです。
特に収入面に関しては、すごい頼られていそうな気がしてならないのです。
(あくまで私がそう思っているだけかもしれませんが)
 
 
 
「君が頑張って働いてくれるから(今の仕事を辞めたとしても)安心だ」
という雰囲気を感じてしまうのです。
 
 
 
私は、自分で稼いでいこう!という気持ちがとても強く、これは男性寄りな思考だとは思うのですが、
男なら、「自分が養うよ!」くらいの気持ちをもってもらいたいと思ってしまうのです。
 
 
なんでしょう、男らしさを持っていて欲しいんです。
他にも男らしさを感じられる部分ってあるとは思うのですが、
男にとって仕事は命ですし、働いて家族を養っていく責任ってあると感じるのです。
 
 
でも、いざ私の方が「頑張って、みんなを食べさせて行けるために頑張るからね!」という空気を出した途端、
「家族を養う」という責任を、こちらに向けるというか、そんな気がしてならないのです。
 
 
彼は、かなり家事を手伝ってくれます。
彼自身、「自分は本来、主夫とかサポートする側の方が向いていると思う」とは言っていました。
だから、私たちは多くの夫婦とは役割が反対かもしれないけど、
それぞれ合っているかな良いな~と思っていたのですが、
こちらばかりに頼られすぎると、すごく嫌なのです。
 
 
彼に対してイライラしてしまう自分が嫌なのですが、
どうしたら良いのですか?

 

 
 
大抵、相手に対してイライラしたりムカついたり、
マイナスの感情が生まれる時っていうのは、
「本当は自分がしたいけど出来ないことを相手が平然としているから」
というケースが多いです。
 
 
 
この方は、かなり責任感が強い女性なんですよね。
文章からでも、それは伝わってきます。
 
 
 
彼に頼られている感じが嫌
 
という事は、
もちろん彼女が言っているように
「男らしさを感じられない」という部分もあるとは思いますが、
根っこの原因はそこではないんですよね。
 
 
どういうことか?というと、
彼女の中では、「頼る」=マイナスなもの という価値観があるんです。
 
 
 
頼ることは、相手に甘えているだったり、依存している
といった解釈をしてしまっている。
だから彼女は普段、人に頼ることが苦手な人なはずです。
 
 
誰かに頼るということは、自分が出来ないことをお願いすることであって、
頼った時点で、自分がいかに出来ない人間かと自分をマイナス評価!
という所まで考えてしまうんだと思うのです。
 
 
 
だから、普段から「頼る」ということをしない。
「頼りたいけど頼れない」というのが正しいですね。
自分にとって頼るということは、良くないことになってしまっているから。
 
 
 
 
なので、パートナーが自分に頼ってきているとき嫌になってしまうのです。
 
 
 
こんな風に、本当は自分がしたいと思っていることを、
相手が平然としている時ってイライラしたり、ムカついてしまうんです。
 
 
 

 

相手に対するイライラは羨ましさから来る「妬み」のようなもの

 
今回の彼女の本音としては、こんな感じだと思います。
 
「私は頼りたくても頼らずに頑張ってるのに。
なんであなたは平気で頼ろうとすることが出来るの?
私よりも11歳上だよね、男のプライドってものがないの?」
 
 
そしてこういうイライラっていうのは、
羨ましさから生まれた妬みみたいなものです。笑
 
 
 
 
恋愛だとよくあります。
少女マンガで、主人公とイケメンが仲良くしていると、
必ず主人公にマイナスの感情をぶつけてくるキャラクターいますよね?
 
 
しかも大抵一人じゃなくて、複数の女性が集まって、
主人公をトイレやら屋上やら、校舎裏やらに呼び出し、
 
「あんた、○○君と仲良くしないでくれる?」
「○○君とあんたじゃ釣り合わないんだよ」
「○○君はね、みんなの○○君なんだよ」
「あんた、○○君に手を出したら許さないから」
 
 
とかとか(笑)
少女マンガでこういうシーン、一度は絶対見たことあるはずです。
 
 
 
文句を言ってきている女子たちって言うのは、
イケメンと仲良くしている主人公が気にくわないわけですよね。
 
 
 
「本当は自分がイケメンと仲良くなりたいのになれない」
 
 
その結果の原因は、イケメンに冷たくされてしまうのが嫌で
傷つきたくないからっていう理由があるとは思いますが、
自分が行動に移せない理由を、主人公にぶつけるわけです。
 
 
 
 
で、主人公が、
 
「○○君と仲良くなりたいなら、行動すればいいじゃない!
陰でこそこそ見てるだけじゃなくて、好きなら正々堂々アピールすればいいじゃん!
 
自分が行動できずにいるからって、それを私にぶつけても何も変わんないよ!」
 
 
とかいうわけです。(少女マンガあるある。笑)
 
 
すると、女子たちは図星をつかれて余計ヒートアップ!!!
なタイミングでイケメン登場。笑
 
 
イケメン「お前ら、何してんだよ」
 
女子たち「(見られた・・・・泣)」
 
というのが、少女マンガでの王道パターンですね。笑
 
 
 
 
 
 
こんな風に、
相手に対してイライラしたりムカついてしまう時っていうのは、
 
「本当は自分がしたいんだけど出来ないことを、
相手が平然としているから」
 
なんです。
 
 
全てはそこに繋がっていきます。
 
 
 
だから、彼女の場合も同じで、
根本的な悩みは「パートナーのように誰かに頼れる自分になりたい」なんですよね。
 
 
でも、頼るということに対してマイナスが価値観があるので、
「したいのに出来ない」というジレンマに苦しんでいるわけなのです。
 
 
 

 

イライラした時=「本当は自分がどうなりたいのか?」を知れるチャンス

 
 
恋人や友人・家族など、身近な人に対してイライラすることももちろんありますが、
赤の他人にイライラすることもあります。
芸能人とかに色々文句言ってる人とか、よくいますよね。
ネット上で悪口言ったりとか。
 
 
 
多くのイライラの原因は、
「本当は自分がしたいと思っていることを相手がしているから」に繋がるのですが、
イライラした時こそ、この視点で見てみることで、
普段の自分は、本当はどういう人になりたいのか?
どういう人でありたいのか?ということが分かってくるようになるので、
「自分」というものをより理解できるようになります。
 
 
 
今回相談してくださった彼女の場合だと、
「そっか、自分は頼りたかったんだ。」ということに気づけるんです。
 
 
本当は自分は誰かに頼りたい
ということがわかったら、「頼れる自分」になっていくことで、
自分に頼ってくる人がいてもイライラしなくなります。
これは本当に不思議なんですけど、
人間は、「自分が出来ていること」を相手に求められても嫌では無いんです。
イライラもしないし、「うん、いいよ~」と普通に受け入れられるんです。
 
 
なので、イライラしたときこそ、
「本当になりたい自分」を知ることが出来るチャンスなので、
自分を知って、それを少しずつ行動に移していくことで
新たな自分になっていってもらえたらな~と思います。
 
 
 
自分を理解できるようになると、
自己肯定感も高まっていくので良いことづくめなのですが、
自己肯定感については、また別の機会に書きますね。
 
 
 
こういう思考パターンが出来ると、
恋人とのケンカも少なくなるのでオススメです。